めんのマスク

マスクフェチが市販のマスクについて色々とレビューをしたり、実体験のエピソードを紹介するブログです。

私がマスクフェチ になるまで(前編)

今回は私がマスクフェチになるきっかけになった話をしたいと思います(全て実体験になります)。

 

私は元々マスクが苦手でした。風邪を引いた時も着用しないし(今のご時世だと考えられないことですが)、インフルエンザ等が流行ってもマスクは全くしないまま生きてきました。

 

小学生の頃に、新型インフルエンザが日本でも感染が確認されて大きな騒ぎになりました。

幸い当時通っていた小学生では、感染者はいませんでしたが、担任の先生が予防の為にと全員マスクを着けてほしいと言われました。

それまでマスクをほぼした事がない私には非常に苦痛でした。

私はマスクを当然ながら持っていないので、学校で配布された階段プリーツの子供用マスクを貰って着けました。

紐を耳にかけたとき、何だか体中が少し興奮して汗をかきました。

多分自分のマスク姿を見慣れてなくて、恥ずかしかったんだと思います。 

 

新型インフルエンザの流行で、クラス全員がマスクの異様な雰囲気が数日間続き、気がつけば学校でマスクを着けるのが当たり前の状態になりました。 

 

そしてその年の冬、今度はインフルエンザが流行し、私が通っていた学校でも学級閉鎖のクラスがあちこち発生していました。

当然担任の先生からは、「最近学校内で、インフルエンザ等が流行っています。隣のクラスが学級閉鎖になりました。うちのクラスはまだお休みする人は少ないですが、予防の為今日から皆さんにはマスクを着けていただきます。マスクを持ってない方は〜…」

再びクラス全員がマスクを着けなければいけない日々となりました。

私は今回もマスクを持ってなかったので、配布された子供用のマスクを着けて過ごしました。

ある日、同じクラスで仲が良かったAちゃん(仮名)が、マスクを着けていませんでした。

インフルエンザの流行でクラス全員がマスクを着けなければいけない状態なので、マスクをしていないのは不思議に思い、休み時間中にAちゃんに話しかけました。

 

私「Aちゃんはどうしてマスクしてないの?」

A「マスクしてたらくしゃみが出て汚れちゃったから、さっきゴミ箱に捨てちゃった。新しいのを先生から貰おうと思ってるの。」

 

Aちゃんは、くしゃみでマスクが汚れたのでゴミ箱に捨てたという事でした。

普通ならば、それで終わりだと思うのですが、私は何故か教室のゴミ箱に直行しました。すると、一番上に白の不織布マスクが捨てられてありました。

私はそれをゴミを捨てたふりをして、ポケットに入れてしまいました。授業が始まる時間だったので、その時はポケットに入れたままにしました。

その後の休み時間で、私はトイレに直行し、先程捨ててあったAちゃんのマスクを手に取りました。

Aちゃんのマスクは、Ω型の白の不織布マスクで、女性用の大きさでした。よく見ると、真ん中にはシミの様な跡がありました。

 

私「これがAちゃんが着けてたマスク…」

私「Aちゃんのマスク…どんな匂いがするのか気になるなぁ…。」

 

Aちゃんは、成績優秀のいわゆるお嬢様系の人で、基本誰とでも仲が良い人でした。

 

自分はきっと、Aちゃんのマスクは良い匂いがすると思って、自分のマスクを外して、Aちゃんのマスクを着けました。

 

想像とは裏腹に、Aちゃんのマスクは臭かったです。唾の様なツンとくる匂いでした。

でもなんだか、その匂いのマスクを着けてると、凄く体が興奮してきました。

私はAちゃんのマスクを再びポケットに入れて、自分のマスクを着けたまま、教室に戻りました。

 

学校が終わって自宅に帰ると、早速そのマスクを自分の部屋で着けました。

そのマスクを着けながら、宿題をしたり、ゲームしたりしてましたね。

家族にはバレたくないので、あくまでも自分一人の時だけ着けていました。

 

今はそのAちゃんが着けてたマスクはとっくにありませんが、間違いなくこのAちゃんがゴミ箱に捨てたマスクこそが、自分にとってのマスクフェチの始まりだと思っています…。

 

基本的に私は、他人が着けたマスクを楽しむ着用派ではなく、他人のマスク姿を見るのが好きな観賞派だったり、様々なマスクを集めるのが好きな収集派や、他人に自分が持ってきたマスクを着けてほしいタイプなので、この時やった事は、思春期の小学生ならではの行動だったと思います。(因みにやってはいけない行動だというのは当時から自覚してました…。)

 

 

続く…。

 

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